日本でもおなじみ、2000年のWRCグループNチャンピオンドライバー、マンフレッド・ストールが、ワールドRXチーム・オーストリアから2015年の世界ラリークロス選手権に参戦することになった。チームオーナーであるマックス・プッチャーとの2台体制で、フォード・フィエスタRXスーパーカーはストールレーシングがプリペアを担当する。
1月15日にはウィーンで、メディアやゲスト60人以上を集めての盛大な記者会見を開催。シリーズのマネージングディレクター、マーティン・アナイも出席した。
ストールは昨年のアルゼンチン戦でペター・ソルベルグのチームから世界ラリークロス戦にスポット参戦した他、オーストリア版のレース・オブ・チャンピオンズではプッチャーでは優勝を果たしている。
「僕と最初に連絡を取った時、彼はすぐにオーストリアのチームで世界ラリークロスに参戦するという自分の夢とビジョンを語ってくれたんだ」とストールはコメント。「最初は資金を集めるのが難しかったし、マックスの意欲がなければこのプロジェクトは実現しなかった。フィエスタ・スーパーカーの製作にストール・レーシングを選んでくれたこともうれしいよ。最先端の技術を駆使したレースに挑むことになるのは覚悟しているけど、争いの中に食い込んでいくよ」