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WRCドイツ:WRC2はファビアR5のコペッキーがリード

©SKODA

WRCドイツ、WRC2部門では、シュコダ・ファビアR5のヤン・コペッキーが初日首位に立った。

現在、チェコ選手権で首位に立つなど、ファビアR5の実戦デビューシーズンに好成績を残しているコペッキー。ファビアR5とって、今戦が初めてのWRC舗装戦となるが、得意のターマック路面でのドライバーに指名されたコペッキーが、SS1からベストタイムをマーク。この日を終えて部門2位のクレイグ・ブリーン(プジョー208T16 R5)に1分20秒以上の大差をつける圧倒的な強さを見せ、総合でも13位に食い込んでいる。

「ドイツでまたWRC戦に参戦できて、うれしいよ」とコペッキー。
「マシンは完璧な動きで、今日は本当に楽しかった。コースにはダートがたくさん出ているので、ドライビング中は全く油断できなかった」

部門3位には、フォード・フィエスタで参戦しているエリック・カメリが、ブリーンに14.3秒差の僅差で続いている。カメリと共にTMGからヤリスWRC開発のジュニアドライバーに指名されているティーム・スニネンも、部門5位と健闘中。両ドライバーはいずれも、チームオレカからの参戦。

コペッキーと同じくシュコダワークスからファビアR5にエントリーしているエサペッカ・ラッピは、SS1でサードベストをマークしたが、続くSS2ではトリッキーなヘアピンでアクシデントを喫した。
「2速のコーナーだったが、ダートが出ていたのでスリップオフし、完全にコースから外れてしまった」とラッピ。
「シュコダ・モータースポーツのみんなに謝るしかない」

この他、このドイツ戦では、カスタマーチームから計5台のファビアR5がエントリー。ナッサー・アルアティヤは部門6位、ファビアン・クレイムは9位につけているが、アーミン・クレマーはマシントラブルでリタイアとなっている。



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