フィンランドラリー選手権第5戦ラリートゥルクは8月29日にフィニッシュを迎え、「TOYOTA GAZOO Racingチャレンジプログラム」の若手育成ドライバーとして参戦した新井大輝(スバルWRX STI)が、グループNクラスに相当するSM2クラスで3位とポディウムフィニッシュを果たした。
フィンランドでの最初のステージ、SS1(16.78km)は、クラストップに39.5秒差の4番手タイムから滑り出した新井は、徐々にペースアップ。SS5でサードベストをマークすると、翌SS6では上位のリタイアもあり3位に浮上。このまま順位を守ってフィニッシュを迎え、同プログラムでの初陣をクラスポディウムで飾った。また、同プログラムで共に参戦した勝田貴元は7番手タイムから追い上げ、クラス4位で続いた。
2人は、トミ・マキネン・レーシングがプリペアしたWRX STIをドライブ。イベント前には、チーム拠点のユバスキラでテストを行い、実戦に臨んだ。