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スバル/STIが2015年の活動計画を発表

 

 富士重工業と同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル株式会社*1は、東京オートサロン2015 with NAPAC*2において、WRX STIをベースとした2015年ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦車を世界初公開すると共に、SUBARU モータースポーツ活動についての概要を発表しました。

*1:スバルテクニカインターナショナル(株)(代表:平川良夫、東京都三鷹市、略称:STI)
*2:日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会

■ニュルブルクリンク24時間耐久レース
 2008年から8年連続の出場となるニュルブルクリンク24時間耐久レース(ドイツ、5月14日〜17日)に、WRX STIで出場します。車両は2014年の参戦車両に対し空力、サスペンション、車体剛性、エンジン出力などあらゆる面で改良を重ねると共に、左ハンドル化する事でフラッグなどのコース状況の視認性を向上させ、24時間耐久という過酷なレースにおけるドライバーの負荷低減を図りました。
車両開発およびチーム運営を統括する総監督は、昨年に引き続きSTIの辰己英治が務めます。
 ドライバーは、継続起用となる佐々木孝太選手(日本)、マルセル・ラッセー選手(ドイツ)、カルロ・ヴァン・ダム選手(オランダ)に加え、2014年VLN(ニュルブルクリンク長距離選手権)チャンピオンであるティム・シュリック選手(ドイツ)を加えた4名体制で臨みます。

■SUPER GTシリーズ
 日本国内最高峰のモータースポーツカテゴリーであるSUPER GTのGT300クラスに、量産ロードカーと同一の水平対向エンジンFR レイアウトを採用したSUBARU BRZ GT300にて参戦します。
 チーム総監督はSTIの辰己英治が務め、チーム運営は、「R&D SPORT」(代表:本島伸次、神奈川県平塚市)が担当します。ドライバーには、継続起用となる井口卓人選手に加え、新たに山内英輝選手と契約。また、タイヤはニュルブルクリンク24時間耐久レースで実績のあるダンロップをSUPER GTに初めて採用し、新たな布陣で2015年シーズンに臨みます。

■SUBARU BRZ ワンメイクレース ユーザーサポート
 GAZOO Racing 86/BRZレースの各イベントに、STIがサービスチームを派遣し、スバルユーザーのサポートを行います。

(以上、プレスリリース)

 なお、活動計画発表に際してラリーに関する発表は行われなかったが、会場には「全日本ラリー参戦予定車」というタイトルで新井車の展示が行われた。



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