全日本ラリー選手権の最終戦、新城ラリーを主催するモンテカルロ・オート・スポーツ・クラブは、9月10日付でラリーガイド1を公開した。
特筆すべきはスペシャルステージの総距離が、108.82kmとなっている点。これにより100km超のターマックラリーのポイント係数1.2が適用されることになり、最終戦までチャンピオン争いがもつれるクラスが増えそうだ。
また、新たな試みとして金曜の16時から市道新城栄線でのセレモニアルスタートが予定されている。セレモニアルスタート及びセレモニアルフィニッシュが行われる場所は、具体的には新城市役所付近になる模様だ。
アイテナリーに記載されている各SSには聞き慣れない名称が並んでいるが、実際には昨年まで使われていたコースと重複する区間も多いという。「上平井ロング/ショート」は、前半区間こそ今年新設された新しいコースだが、後半は「雁峰西」へと走り込む。2日間で5回走行する「鬼久保」も、前半区間が新設されたコースで、途中から2車線道路の「作手北」に繋がるステージだ。また、「わんぱく広場」は、県立新城総合公園内のギャラリーステージを若干レイアウト変更したものになる。
全体として、昨年までの基本的なルートを踏襲しつつ、新ルートをステージ内に取り込んだ形となっている。