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WRC第11戦ツール・ド・コルス:初日首位はMスポーツのエバンス!

 

WRC第11戦ツール・ド・コルスは競技初日を終えて、Mスポーツのエルフィン・エバンスが2番手のケビン・アッブリング(ヒュンダイ)に18.7秒の差をつけてトップに立っている。
HYUNDAI
この日行われたのは3SS。しかしいずれも30〜45km級のロングステージとなっており、難易度は非常に高い。

SS1(29.12km)では、前戦でタイトルを決めたフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエがトップタイム。同タイムでフォード・フィエスタを駆るロバート・クビカがつけた。そのふたりから5.8秒離れた3番手がヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン)、以下ダニ・ソルド(ヒュンダイ)、マッズ・オストベルグ(シトロエン)、エバンスという順位となった。

続くSS2(43.69km)は、記録的豪雨に見舞われたためキャンセルとなり、SS3(36.43km)は早くも初日のラストステージとなった。このSS3の途中で先頭を行くオジエがパンクを喫し、ステージ中でのタイヤ交換を余儀なくされたため大きくタイムロス。あとから追うラトバラ、アンドレアス・ミケルセンが順調にタイムを更新していくなか、Mスポーツのエルフィン・エバンスがそれまでのタイムを大幅に更新してベストタイム。総合順位でもトップに躍り出ることとなった。続いてヒュンダイのケビン・アッブリングもSS2番手につけ、こちらも総合で2番手にジャンプアップした。この結果、総合首位にエバンス、2番手アッブリング、3番手ラトバラというオーダーとなっている。

競技2日目のステージも3本。43.69km、36.43km、48.46kmといずれも長丁場であり、混戦はその度合いを深めそうだ。SS4は日本時間の16時ちょうどにスタート予定となっている。
VOLKSWAGEN
【SS3後暫定総合順位】
1.エルフィン・エバンス(フォード) 46:48.5
2.ケビン・アッブリング(ヒュンダイ) +18.7
3.ヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン) +22.9
4.マッズ・オストベルグ(シトロエン) +38.8
5.ロバート・クビカ(フォード) +40.3
6.ステファン・サラザン(フォード) +43.1
7.アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン) +44.5
8.クリス・ミーク(シトロエン) +47.0
9.ブライアン・ブフィエ(フォード) +1:04.8
10.セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン) +1:13.2



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