2015年のWRC世界ラリー選手権で撮影した世界各国の景色とマシンたちが、A2サイズの大迫力であなたのお部屋を飾る「ワールドラリーカレンダー2016」。撮影した小林直樹カメラマン本人による解説をシリーズでお届けします。
第4回目は3月の写真。サルディニアで撮影されたヒュンダイのヘイデン・パッドンです。
「ここはサルディニアですが、パッドンだけなんです、片輪が浮いていたの。単純に迫力が一番ある写真を選んだらヒュンダイになりました。タイヤがイン側の岩に当たって弾かれているんですが、こういう時って大体フロントが被写体ブレを起こすんです。でもあまりシャッタースピードを速くするとタイヤが止まってしまうので、カッコ悪くなってしまうので難しいですね。本当は岩山が結構キレイな場所だったんですが、曇っていたのでこんな構図にしてみました。」