東京大学海外ヒストリックラリープロジェクト「Team MUSASHI」は、2016年の参戦イベントとして、3月5〜6日にニュージーランドで開催される「タルガ・バンビーナ」、4月11〜16日にオーストラリアで開催される「タルガ・タスマニア」に参戦することを決定した。
当初参戦予定だったラリーモンテカルロ・ヒストリックが、フランス・パリでの同時多発テロにより参戦できなくなったことを受けてミーティングを重ねた結果、海外ヒストリックラリーという名目どおり、「タフでグローバル」な教育という趣旨を第一に尊重したこと、ニュージーランドはテロの危険性が少ないこと、学生の授業や就職活動との日程の調整がつくことから選択したという。
ちなみに、プロジェクトとしてこれまで参戦してきたのはリライアビリティラン方式のラリーだったが、タルガ・バンビーナ、タルガ・タスマニアともにSS方式を採用したターマックラリー。クラシックカーやビンテージカーだけでなく、最新のGTカーやラリーカーも多数参戦し、マシンの年代を問わず様々なクラスが用意されるなど、これまでのヨーロッパでのヒストリックラリーとは趣の異なる挑戦となりそうだ。
なお、12月12日に東京大学で実施が予定されていた壮行会は、中間報告会として実施される予定だ。
http://rallyemusashi.com