トヨタは、TOYOTA GAZOO Racingのウェブサイトにおいて、2016年度のTOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジの規則書(草案)を公開した。
すでに発表されているとおり、2016年は15戦+特別戦の全16戦。直接主催する「オリジナルシリーズ」が4戦、各地のラリーの併設クラスとして開催される、北海道から群馬県までの「チャレンジカップ 東シリーズ」6戦、京都府から佐賀県までで行われる「チャレンジカップ 西シリーズ」5戦、新城で開催される「特別戦」が1戦という区分になっている。
シリーズのエントリーは初回エントリー時に行うが、申告がない場合は参加初戦のシリーズにエントリーしたものと見なされる。ポイントが有効とされるのは、オリジナルシリーズはオリジナル戦4戦と東/西シリーズのうち2戦の計6戦。チャレンジカップ(東シリーズ・西シリーズ)はオリジナル戦1戦と、エントリーしたシリーズの中で日程が早いラウンド3戦、そして全戦のなかから1戦の計5戦がそれぞれ有効となる。また、エントリーシリーズによって獲得できるポイント数も変化する。
キャッシュバックについては、居住地からヘッドクオーターまでの距離が400km以上かつ700km未満の地域への遠征は1万5000円、700km以上の場合は3万円となっている。
2016年から新たに追加されるC-0クラスのアクア(NHP10)の車両規定については、2016年JAF国内競技車両規則第2編に従ったAE車両とされ、RC認定部品の交換が可能とされている。
なお、タイヤに関してはすべてのクラスで「公道走行が認められている一般市販ラリータイヤ」に変更された。ただし、クラスごとにタイヤサイズやリム幅は規定されている。
その他詳細は、ラリーチャレンジ規則書(草案)のPDFを参照のこと。
http://gazooracing.com/pages/racerally/rallychallenge/2016/pdf/rallychallenge_regulation_151224.pdf
(プレイドライブ)