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ダカールラリー2016、いよいよ開幕目前

©X-Raid

ダカールラリーの2016年大会が現地時間の1月2日にスタートする。この日はアルゼンチンのブエノスアイレスを出発し、本格的な競技スタート地点となるロサリオまでのプロローグラン11kmのみとなっている。

PEUGEOT

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四輪部門での注目は、前年の王者となったMINIオール4レーシングと、2年目となるプジョー2008 DKR、そして着実に速さを増すトヨタ・ハイラックスの対決だ。なかでもプジョーは16年モデルとして、マシンにかなりの改良を施してきている。

それぞれのドライバー布陣にも注目しておきたい。MINIはナッサー・アル‐アティヤ、ナニ・ロマ、オーランド・テラノバらに加え、ミッコ・ヒルボネンがチームに合流。プジョーはステファン・ペテランセル、カルロス・サインツ、シリル・デプレにセバスチャン・ローブが加わった。トヨタはジニール・ドゥビリエにウラジミール・バジリエフ、WRC2にも参戦するヤジード・アル‐ラジの3人。

X-Raid

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いずれ劣らぬ巧者ぞろいであり、誰が勝っても不思議ではないが、顔ぶれを見る限りではプジョーがひとつ抜きん出ていると言えそうだ。ただしマシンは前年同様2WDでの参戦となるため、これがどう結果に結びつくかは今後の情勢を見守りたいところ。

日本からはチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)の2台と、日野チームスガワラの2台が参戦。TLCはこれまでナビゲーターを務めてきた三浦昂がドライバーとしてステアリングを握ることとなった。日野チームスガワラは菅原義正と照仁の親子がそれぞれドライバーとして登録されている。父の義正は2015年大会で史上最多連続完走(20回)および史上最多連続出場(32回)の世界記録を達成し、今回はさらに記録を伸ばすことが期待される。

チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(ランドクルーザー200)
343:ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン
342:三浦昂/ローラン・リシトロイシター

日野チームスガワラ
528:菅原義正/高橋貢
519:菅原照仁/杉浦博之



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