フォルクスワーゲン・モータースポーツは、今季大活躍を見せたセバスチャン・オジエ、ヤリマティ・ラトバラ、アンドレアス・ミケルセン、3人のドライバーとの来季契約を更新したことを発表した。2013年からのこの3人によるドライバーズラインナップは、この間、WRCポディウムを38回獲得。うち、24戦で20勝をマークしている。
「我々は、現在の顔ぶれでトップ3のドライバーを抱えている」とチーム代表のヨースト・カピートはコメント。
「モータースポーツで成功を収めるには、継続が重要な要素だ。3ドライバーと共に戦い続けられることを、うれしく思う。3人はいずれも、フォルクスワーゲンがWRCで成功を収めるために、欠かせない部分だ。このチームで、来年も活躍を続けられる自信がある」
スペインではタイトル争いの佳境を迎えるオジエは「フォルクスワーゲンとの契約を更新したことは、とても利にかなっている。ベストのチームによるベストのマシン、僕とジュリアンにとって、それ以上を望む理由は何もない」
一方、初のWRCタイトルも視野に入れているラトバラは「これからもフォルクスワーゲンの一員でいられることをうれしく思う。ラリードライバーにとって、ベストのチームとベストのマシン以上に必要なものはない。フォルクスワーゲンでなら、タイトルを狙えるすべてが揃う」
ミケルセンも、スペインでは自身初勝利という大きな目標に挑む。「セバスチャン・オジエ、ヤリマティ・ラトバラと2015年もフォルクスワーゲンで走ることは、最高のチャンス。ベストの環境で学ぶことができると同時に、同じマシンで彼らと自分を比べることができるんだ。この興奮に満ちた2年間を振り返ると、フォルクスワーゲンで急成長できたと思う」