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ダカールラリー:ヒルボネンがダカールで初ステージベスト

©X-RAID

ダカールラリーは1月15日、サン・ユアンから、ステージ1を走行したヴィラ・カルロス・パスに戻る931km、うち競技区間481km(トラック部門は866km、うち競技区間は267km)を走行。

PEUGEOT

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再びナローな山岳路での走行を迎えたこの日は、総合首位のステファン・ペテランセル(プジョー)が堅実に順位をキープする一方で、MINIとトヨタ、両陣営が最後の猛スパートをかけてきた。

この日、ステージ最速タイムを叩き出したのは、MINIオール4レーシングのミッコ・ヒルボネン。終盤20kmで、強烈な走りを披露し、ダカール初参戦の今回、初めてステージ勝利をマークした。

「もちろんうれしいけど、驚いてもいる」とヒルボネン。
「自分たちが速かったという印象はなかった。自分のリズムを維持するのは、とても難しい。自分がちょっと速く行けそうだと思っても、次のタイトコーナーに入ると、それが間違いだったと思い知らされる。でも、今日は誰にとっても難しかったみたいだ。自力でジニールを抜かせるとは思わないけど、何が起こるか分からない」

RED BULL

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この日を終えた時点で、総合4位のヒルボネンと総合3位のドゥビリエとの差は、4分半だ。

X-RAID

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しかし、この日は、ヒルボネンのチームメイト、ナッサー・アル‐アティヤ、この区間を得意とするトヨタ・ハイラックスのリロイ・ポウルター、ジニール・ドゥビリエと、ステージタイムで上位4人が1分差という僅差の戦いを繰り広げた。結局、総合順位では上位には変動はなく、明日、最後のステージを迎える。

チームランドクルーザー・トヨタオートボデー勢は、343号車のニコラ・ジボンは市販車ディーゼル部門トップ(総合33位)と順位をキープ。342号車の三浦昂は前日、CP4直前で原因不明のトラブルで突如マシンがストップ。他の競技車に牽引されてステージを走り終えた。同じ部門にリタイアが出たため、部門順位が一つ上がり、今日は部門4位(総合47位)でこの日を走り終えた。

トラック部門排気量10リットル未満クラスの日野チームスガワラは、519号車の菅原照仁がクラストップ、トラック部門での総合順位も13位に上げた。菅原義正の528号車もクラス2位(トラック部門総合30位)につけ、クラス1-2体制を維持して最終日を迎える。

競技最終日となる1月16日は、カルロス・パスからロサリオに戻る699km、うち競技区間は180km。短いステージだが、タイト、ワインディング、ロッキー、サンディと数々の難関が待ち受けるため、フィニッシュするまで油断は大敵だ。

ダカールラリー After Stage 12
1. S.ペテランセル(プジョー) 43:27’42
2. N.アル-アティヤ(MINI) +:40’59
3. G.ドゥビリエ(トヨタ) +1:07’216
4. M.ヒルボネン(MINI) +1:11’42
5. L.ポウルター(トヨタ) +1:36’16
6. N.ロマ(MINI) +1:46’38
7. C.デプレ(プジョー) +1:55’05
——
9. S.ローブ(プジョー) +2:29’46



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