今季、i20 WRCでのフル参戦に挑んでいるヒュンダイ・モータースポーツが、早くも次世代i20をベースとした次期WRカーのプロトタイプで初テストを行った。
発表されたばかりの次世代i20は、このモデルの3代目となり、現行型から大幅な変更が行われているという。9月に行われた私有地で行われた初テストでは、ブライアン・ブフィエがステアリングを握った。
チーム代表のミシェル・ナンダンは「初テストはどんな時でも非常に重要なものであり、今回も例外ではない」とコメントを寄せた。
「我々は、将来のWRカーに関しても折りに触れて開発を進めてきており、先月、ようやくプロトタイプの初テストを行うことができた。このモデルは、十分に準備が整ってから、現在のi20 WRCからスイッチする予定で、焦ってはいない」
「現行のWRカーとは全く異なり、プラットフォームも違う。より長く、低く、幅が広くなり、エンジン、トランスミッション、その他のコンポーネンツも新しくなり。もちろん、まだ長い道のりの序盤であり、来月以降、2015年を通して開発とテストを続けていく」