ラリーモンテカルロ、WRC2部門は、改良型フォード・フィエスタR5のエルフィン・エバンスが圧勝を飾った。
昨年までのWRカーでの経験を活かしたエバンスは、2位に入ったアーミン・クレマー(シュコダ・ファビアR5)に2分13秒1の大差をつける圧勝。3位にはジュニアWRCからステップアップしたカンタン・ジルベール(シトロエンDS 3 R5)が入った。
木曜日の夜は開幕ステージでパンクという憂き目に見舞われたエバンスだったが、その後は連続7本でベストと一気に巻き返した。一時は、再びパンクを喫したことでクレマーに首位を許したが、すぐに奪還した。
「この週末は本当に楽しかったし、改良型フィエスタのデビューウィンをマークできてうれしいよ」とエバンス。今回は、新コ・ドライバーのクレイグ・パリーとの初ラリーでもあった。
次戦スウェーデンでは、シュコダワークスのエサペッカ・ラッピ、ポンタス・ティデマンドがエントリーしており、直接対決が注目される。
WRC2リザルト
1. E.エバンス フォード・フィエスタR5 4:08:23.9
2. A.クレマー シュコダ・ファビアR5 +2:13.1
3. Q.ジルベール シトロエンDS 3 R5 +2:34.2