FIAの地域選手権の中でも、現在最も隆盛を見せているヨーロッパ・ラリー選手権。ユーロスポーツをプロモーターに迎え、IRCとの統合後も、順調に盛り上がりを続けている。
現在、主力車種は事実上、S2000とR5となっており、グループNを対象にしたプロダクションカップなどを併設しているが、2015年からは総合タイトルの対象車種をR5とS2000のみに絞ることになった。
一方で、ERC2、現在のN4を対象にしたERC2、さらにグループR3、R2、R1を対象としたERC3を新設する。
またカレンダーの構成イベントは、全12〜10戦と縮小し、ベスト7(ERC3はベスト6)での合算ポイントで争うという、シンプルなシステムに変更する。
さらにコスト削減を目指し、タイヤの使用本数も、4WDマシンは一戦につき最大18本、2WDは同14本と減らされることになる。