2月11日に開幕を控えるラリースウェーデンだが、気温が0度を下回らない天候のため北欧の広範囲が雨に見舞われ、雪や氷が溶ける事態となっている。このため、ステージが予定されている路面は、コンディションがルーズとなっている。
「先週金曜日には路面は氷の層は十分にあったが、あっという間に天気が変わり、予報も変動しそうだ」とラリースウェーデンのCEO、グレン・オルッソン。
ラリーの週末は雪の予報も出ているというが、開幕までに路面が再び凍るかどうか、主催者は調査を続けていた。
そして2月8日、ヒストリックラリーのイベントキャンセルを決断。WRC戦については開催はするものの、現時点では11日木曜日夜に予定されていた開幕ステージのカールスタッド・スーパーSS(1.90km)、12日金曜日のSS5/6のキルケナー(7.07km)、13日土曜日のSS15のハグフォース・スプリント(1.87km)のキャンセルを決めている。11日はセレモニアルスタートとショーだけを行うとのことだ。
また、レッキは10日水曜日と11日木曜日に先送りし、シェイクダウンは中止となった。