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©HYUNDAI
15.87kmのパワーステージ1本のみの走行となった2月14日、ラリースウェーデンの最終日。総合2位でこの日を迎えたヘイデン・パッドンは、ベストタイムのセバスチャン・オジエに12.6秒遅れの6番手タイムでこのステージをフィニッシュした。
しかし、パッドンはこのステージ中、木製のポストにマシンをヒットさせてしまっていた。フィニッシュ直後「ポスト2、3本にヒットしてしまった。何も起きていないわけはないと思う」
実際、ヒュンダイi20 WRCのラジエターからは水漏れが発生。パッドンとコ・ドライバーのジョン・ケナードは、サービスに戻るまでの間に応急処置を余儀なくされた。パッドンが新型i20 WRCを実戦でドライブするのは、今回のラリースウェーデンが初めてだ。
幸い、無事にサービスへの帰還を果たし、昨年のサルディニアに続く自己ベストタイの総合2位でのフィニッシュを果たしたパッドン。「運良く、一時的な修理を行うことができたので、2位のままでサービスに戻ることができたよ! 最後の最後でドラマはあったけど、いい週末だった」。