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世界RXドイツ、ペターが中間トップ

 

 世界ラリークロス選手権は9月20日、第9戦がドイツ・エステリンクで開幕。第2ヒートまでを終えた時点の中間リザルトでは、ペター・ソルベルグ(シトロエンDS3)が首位に立った。

 併催のヨーロッパラリークロス選手権が残り2戦となっていることから、スーパーカー部門には41台と大挙エントリー。このエステリンクは、今季の世界戦カレンダーの中で2番目に長い歴史を持つラリークロスの名門コースだ。地元ドイツ勢にとっては、慣れ親しんだコースで、フリープラクティスでは、マティアス・エクストローム(アウディS1)がトップタイムを刻んでいる。

 初代世界RX王者のタイトル争いでは、前戦フランスで今季3勝と一歩抜け出したペター。前半はイベント毎に勝者が変わり団子状態となっており、ここまで複数勝利を決めているのはペター唯一人で、選手権争いでも2位に28ポイント差をつけての首位に立っている。この日に行われた第1ヒート、第2ヒートは、それぞれ2位、3位と、安定してトップ3に食い込んだ。

「このサーキットは大好きだよ。すごくテクニカルだが、高速コーナーもクレイジー。とにかく確実に走り切らなくてはならないが、台数が多いのでプレッシャーも多い。わずかなミスでヒートから脱落してしまいかねない。タイトル争いを考えれば、全開走行と走り抜けることのバランスをうまく取らなくては」とペター。

 中間リザルトで2位につけたティミー・タマラゾフ(プジョー208)も「ジョーカーラップが本当に難しい。転倒しそうになったし、かなり慎重にいかなくては。今日はタイムがよかったから、明日勝利を目指すために今晩はゆっくり眠れるよ」

 21日は第3ヒート、第4ヒートが行われ、トップ12がセミファイナルに進出。その後、6台でファイナルが争われる。



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