WRCメキシコ戦でヤリ−マティ・ラトバラが勝利を飾った同じ週末、父であるヤリ・ラトバラも、ドイツの1デイグラベルイベント、ラリーヴィッテンベルグで勝利を飾っていた。
54歳のラトバラシニアは、車齢20年の三菱ランサーエボリューションIIIで開幕ステージからベストタイムをマーク。2ループ目には木に引っかけてエンジンがストールしタイムをロスしたものの、55.2秒のギャップを築いて勝利を飾った。
「自分にとっても素晴らしい勝利だが、メキシコで戦っているヤリ−マティも同じ結果になれば完璧だ」とラトバラ父はコメントしていた。息子のヤリ−マティが今季初勝利を飾ったのは、その1日後のことだ。
「とても特別な機会だ」と息子のヤリ−マティ。
「父と息子が同じ週末に優勝するなんて、こんなこと、初めてだと思うよ」