富士重工業は、アメリカ・ニューヨークにて開催中のニューヨーク国際自動車ショーにおいて、新型インプレッサ(北米仕様車)を世界初公開した。
この北米仕様インプレッサは、スバルの新プラットフォーム“SUBARU GLOBAL PLATFORM”を初採用し、ボディ・シャシーの剛性や強度を大幅に向上(従来比1.7〜2倍)。世界トップクラスの衝突安全性能・危険回避性能だけでなく、ドライバーの意志に忠実なハンドリング、快適な乗り心地を向上させている。パワーユニットはFB型2リッターの水平対向直噴エンジン『FB20』を搭載。従来型から約90%もの部品を刷新し軽量化を実現した。トランスミッションは改良型リニアトロニックを採用。インプレッサとして初めて全車にオートステップ変速を採り入れ、マニュアルモードでは7速化されたことで、ドライバーの狙いどおりの加速感を実現している。駆動方式は全車AWDとされることも合わせて明らかになった。
また、これまでVIZIVなどのコンセプトカーで提唱されてきた新デザインフィロソフィー“DYNAMIC & SOLID”を量産車として初めて全面採用。内外装の細部にまでこだわり、質感を高めている。
ボディサイズはセダンが全長4625mm×全幅1777mm×全高1455mm、5ドアが全長4460mm×全幅1777mm×全高1455mmという数値。いずれも北米仕様となっている。日本仕様については現時点では未発表だが、2016年内にも導入予定とのことで、そう遠くない将来に明らかになるはずだ。