シュコダは3月28日にフォルクスワーゲンとグループ提携25年目を迎える。1991年のこの日、同社はフォルクスワーゲンのグループ参加に加わる契約を行った。この契約は、同年4月16日から有効となり、以来四半世紀にわたり、チェコの自動車メーカーは、国際市場に送り出すシュコダブランドの車両を開発してきた。
グループ提携前は、生産モデルはわずか2種類だったシュコダ。年間20万台だった生産台数は、現在は40ものバリエーションを誇り、年間100万台を生産するまでに成長した。
世界100カ国で販売を行うシュコダは、モータースポーツ活動においてもフォルクスワーゲンとの連携が深い。WRC王者のセバスチャン・オジエは、フォルクスワーゲン・モータースポーツがWRCに参入する準備期間の1年半を、シュコダ・ファビアS2000で参戦を続けていた。また、フォルクスワーゲン・モータースポーツ2のアンドレアス・ミケルセンも、IRC(現在はERCと統合)参戦時代にシュコダ・ファビアS2000を駆り、シリーズタイトルも獲得していたことも記憶に新しい。