今季はアブダビ・トタル・ワールドラリーチームからWRCにスポット参戦のチャンスを得たクレイグ・ブリーン。天候懸念によりアイテナリーが大混乱したWRCスウェーデンでは、シトロエンDS3 WRCでのデビュー戦で総合8位と健闘した。
シトロエン・レーシングが2017年にフル参戦を再開する際のドライバー候補としての立場を維持していきたいブリーンだが、次のWRC参戦の機会はそう遠くないとWRC.comに語った。
「次の参戦は、それほど先の話じゃない。スウェーデンと同じくらい、またはそれ以上の内容を見せたいね」とブリーン。
チームはメキシコとアルゼンチンの参戦を見送るが、5月19−22日開催のポルトガルには参戦するものと見られている。ポルトガルのエントリー締め切りは4月19日のため、ブリーンの参戦プラン公表を急がないのではとブリーンは語る。
「自分のプログラムはどうなっているのかとも思うが、今年チームが最優先するのは2017年マシンの開発であり、テストの予定が山積みだ。テストの予定にドライバーを柔軟に合わせるために、発表は、1、2戦前の段階で行われるのだと思う」