STIは、ニュルブルクリンク24時間レースへの参戦継続を発表した。
3月22日に富士スピードウェイで行われたシェイクダウンで単独クラッシュを喫した「SUBARU WRX STI NBRチャレンジ2016」。マシンの損傷が大きかったため、一時はニュル24時間レースの参戦を断念するのではないかとの懸念もあったが、チームは2連覇へのチャレンジを継続すると発表した。
総監督の辰己英治は「このたびは応援していいただいている皆さんにご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。クラッシュを受け、このチャレンジの続行について議論をしてまいりましたが、やはりこのクルマでニュルブルクリンク24時間レースを走り、応援していただいている皆さんとともに優勝を勝ち取りたいと考えました。とは言え、いざ参戦するとは決めたものの立ちはだかるハードルは高いです。しかし、STI社員、チーム一同、そして協力企業の皆さんと力を合わせ、心をひとつにして、ニュルブルクリンクでの2連覇をめざしますので、引き続き応援をお願いします」とコメントした。
今後、チームは車両を修復し、4月末までには国内でのテスト走行を終えてドイツへ空輸。5月14日のニュルブルクリンクでのVLNレースでの最終調整を経て、5月26日からの24時間レースに臨む計画としている。