ヨーロッパ圏では初めてとなる4ドア版WRXグループNマシンの製作を進めていたJRMが、今週末に開催中のERCズリン戦(チェコ)で実戦デビューを迎えている。ドライバーはマーク・ヒギンズ。
JRMはSTIとの提携により、新しい国際スペックのグループNマシンをERCで走らせることを目指して製作を進めてきた。今回のERCデビュー戦ではハンコックタイヤを履く。
ドライバーを務めるヒギンズは、何度も英国タイトルを獲得している他、世界各国で様々なイベントに参戦しているベテラン。「新しいJRM製のWRXの実戦投入を迎えることになって、本当にわくわくしている。初戦でどんなパフォーマンスを見せられるのか、興味深いね。チームも経験が豊富だし、今のところの手応えはいいよ」とコメント。
「ズリンに出るのは11年振りだけど、天気やコンディションが変わりやすく厳しいイベントだ。今回はマシンのことを覚えて、実戦での貴重な走行経験を積みたい」
イベントは8月29日にセレモニアルスタートを行った後、30日のレグ1は9SSが予定されている。