ERCアイルランド：レグ１トップはブリーン、エバンスはマシントラブル

ERC第2戦サーキット・オブ・アイルランド（ターマック）は4月8日、レグ1に設定された6SS・93.10kmの走行が行われ、地元アイルランド出身で昨年覇者のクレイグ・ブリーン（シトロエンDS3 R5）がトップに立った。

2位と3位には、2015年チャンピオンのカエタン・カエタノビッチ、英国のアレステア・フィッシャーとフォード・フィエスタR5勢が続いた。

序盤首位に立ったのは、予選ステージでトップタイムをマークし、先頭走行を選んだエルフィン・エバンス（フィエスタR5）。開幕の21.02kmステージで、ブリーンを6.4秒引き離すベストタイムをたたき出すと、続くSS2でも総合首位の座を守った。しかし、イベント最長となる31.21kmのSS3で、メカニカルトラブルによりエンジンがオーバーヒートを起こし、無念のデイリタイア。

このSS3で首位に立ったブリーンは、0.9秒差に迫っていたカエタノビッチとの差を一気に引き離し、25.1秒差のトップで初日を終えた。

ERC2では、スバル・ポーランド・ラリーチームのアウグストフ・スカーラ（スバルWRX STI）、ERC3はマリヤン・グリエベル（オペル・アダムR2）がトップに立っている。グリエベルは、このアイルランドで開幕を迎えたERCジュニア部門でも首位につけている。





レグ2は4SSを2ループする8SS、計116.48kmが設定されている。