■プレビュー
今季最初の本格ターマック戦となるドイツ戦は、各デイで設定されるエリア毎に性格が全く異なり、「一戦の中に3つのラリー」とも称される。さらに天気も変わりやすく、時にはそれが勝負の行方を左右することにもなる。
ローマ帝国が築いた都市、トリアーを拠点とするラリードイツには、ヨーロッパ各地から何千人もの観客が集まる。このラリードイツには、WRC2、ジュニアWRCのタイトルも懸かる。
母国戦となるフォルクスワーゲン・モータースポーツは、今戦でマニュファクチャラーズ選手権で172ポイント差以上を維持できれば、タイトル2連覇が確定する。
■2014年ルート
全体的には今年も例年と同様のステージが設定されるが、逆走で使用するステージが多い。バクスベイラー(SS2/SS5、16.40km)は新設ステージ。さらにラリードイツの名ステージ、パンツァープラッテ(SS10/SS14、42.23km)は大きく改良されている。
パワーステージは、最終SS18のグラフシャフト2(19.27km)に設定される。
■ラリーデータ
開催日:8月21-24日
総走行距離: 1,305.79 km
総ステージ走行距離:326.02 km (SS比率24.97%)
総SS数:18