WRC第4戦アルゼンチンは、SS8までを終えてフォルクスワーゲンのヤリ‐マティ・ラトバラが首位に立っている。総合2番手にはチームメイトのセバスチャン・オジエ、3番手にはヒュンダイのヘイデン・パッドンがつけている。
21日木曜日の夜には、SS1としてコルドバでスーパーSSが行われた。このステージはヒュンダイのダニ・ソルドとオジエが同タイムで制し、3番手にはフォード・フィエスタRS WRCを駆るオィット・タナックがつけた。明けて金曜日、本格的なSSがスタート。SS2こそオジエが制したものの、スタート順の影響も大きいためか、その後のタイムは奮わず。後方からのスタートとなるチームメイトのラトバラはSS3〜4で連続ベストタイムをたたき出し、SS4で総合首位の座をオジエから奪う快走を見せた。ラトバラはSS3〜4のリピートステージとなるSS7〜8もベストタイムでまとめている。
この日、奮闘を見せたのはヒュンダイのパッドンだ。パッドンはスタートから常にSS上位タイムをマークし続け、SS6ではベストタイムも獲得。オジエと僅差のスクラッチバトルを展開したが、この日最後のSS9で一番時計のオジエに4.1秒の差をつけられ、総合2番手の座を奪われてしまった。その一方、奮わなかったのがMスポーツ勢で、エースのマッズ・オストベルグでもSS6番手タイムを出すのがやっとという状況。この日を終えて総合6番手につけたものの、首位ラトバラとの差は2分7秒9と大きく開いてしまっている。
順位 | ドライバー | マシン | タイム/差 |
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1 | ヤリ‐マティ・ラトバラ | フォルクスワーゲン・ポロR WRC | 1:26:31.3 |
2 | セバスチャン・オジエ | フォルクスワーゲン・ポロR WRC | +7.9 |
3 | ヘイデン・パッドン | ヒュンダイi20 WRC | +11.4 |
4 | アンドレアス・ミケルセン | フォルクスワーゲン・ポロR WRC | +25.7 |
5 | ダニ・ソルド | ヒュンダイi20 WRC | +49.0 |
6 | マッズ・オストベルグ | フォード・フィエスタRS WRC | +2:07.9 |
7 | ヘニング・ソルベルグ | フォード・フィエスタRS WRC | +4:04.4 |
8 | エリック・カミリ | フォード・フィエスタRS WRC | +5:33.8 |
9 | マルコス・リガト | シトロエンDS3 WRC | +6:05.1 |
10 | ティエリー・ヌービル | ヒュンダイi20 WRC | +7:34.4 |