WRCアルゼンチン:デイ2コメント「優先するのは2位キープ」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

WRCアルゼンチン:デイ2コメント「優先するのは2位キープ」

©VOLKSWAGEN

WRC第4戦アルゼンチン、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント。ラトバラの脱落でラリーリーダーはパッドンに。29.8秒差で負うオジエは、未だ勝利をマークしていないアルゼンチンで2位キープを優先する考えを語った。*()内は総合順位の前日比

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ヘイデン・パッドン/総合首位(↑)
「このラリーで首位で終える日があるなんて予想外だったが、最終日に向けて状況は間違いなく変わったよ! 今日はいいステージから始まり、とても楽しめた。新型i20 WRCの、いいパフォーマンスが見せられた。とにかくプレッシャーをかけ続け、射程範囲内に居続けたかった。安定性が鍵だった。午後のループは、フロントにハード、リヤにソフトとタイヤを組み合わせた。そこが妥協できるところだったが、バランスに少し苦労する時もあった。明日はタフになることは分かっている。セブもプッシュしてくるだろうから、賢明に、とにかくできることを尽くししかない。今晩は自分の宿題をちゃんとやるよ!」

 Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ダニ・ソルド/総合4位(↑)
「総合4位で明日をスタートできるのはうれしいね。今日はいいタイムも出せたし、フィーリングもよかった。午前はマシンの動きもよく、アンドレアスとの差を詰めることが出来た。午後は選んだタイヤの関係でマシンを道の真ん中に維持するのが難しい時もあったが、それ以外はうまくいった。いつもはリスクを負うことも嫌いじゃないが、今日はとにかく位置をキープすることに努めた。明日はハードな一日になるからね」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

セバスチャン・オジエ/総合2位(=)
「明日のミナ・クラベロは、間違いなくラリーアルゼンチンの最難関。マシンにもタイヤにも厳しいコンディションだ。リスクを負う時ではないと思っている。特にパッドンはここまでいい走りをしているし、通常、30秒の差は詰めることができない範囲だ。だから、2位キープを優先する。僕たちはどうしてもここで勝ちたかったから、ヤリ‐マティのリタイアは、チーム全体にとって本当に残念だ」

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

ヤリ‐マティ・ラトバラ/SS14でリタイア
「まず、伝えなくてはならないことは、ミーカも僕も無事だということ。でも、念のため、病院に行って検査を受ける。実は、今日はとてもよく進んでいた。リズムもよかったし、何も問題なかった。SS14では石にヒットし、コースオフした。その後、何回も回転した。その後、走り続けることができないのは明らかだった。明日、ラリー2で走れるかどうかは、医師の判断と、マシンの状態による。クラッシュ自体はとても残念だが、ポロR WRCがどれだけ安全であるかということは見せられた」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

アンドレアス・ミケルセン/総合3位(↑)
「ヤリ‐マティのリタイアは、もちろん聞きたくなかったニュースだ。すごくいいパフォーマンスを見せていたし、大差をつけてリードできる走りだった。もう優勝を狙えないことは、本当に残念だ。僕たちは戦略を立てて、それを着実に進めている。速いけれど安全なペースを守っている。最優先するのは、選手権ポイントを獲得すること。明日、3位でフィニッシュできればとてもいいと思っている。ここでは一度もポディウムに上がったことがないからね。それができれば、確実に流れを変えることができる」

[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC

M-SPORT

M-SPORT

マッズ・オストベルグ/総合5位(↑)
「午前は必死でプッシュしたが、2ループ目のタイヤチョイスはベストではなかった。午前は限界まで攻めたが、午後はリスクが高すぎて同じだけプッシュすることはできなかった。トラブルなく走り切ったことが、今は一番重要だ」

M-SPORT

M-SPORT

エリック・カミリ/総合9位(↓)
「午後はタイムもよくなって、マッズとの差も縮まってきた。今日最後のステージでは、かなり近づいたから、成長が見せられたと思う。まだまだペースが追いついていないことも理解している。午前のステージでは、高速でレッキをしていたが、トップペースに1kmあたり2秒、もしかしたら3秒は遅れていたが、午後は2秒に収まった。まだ速さは出せるが、今はガマンの時。この調子を続けていれば、将来はとてもいいかたちにつながる」

[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ティエリー・ヌービル/総合8位(↑)
「今日は調子がよくなり、まずまずのペースが出せた。初日が厳しい内容に終わり、アプローチを再考しなくてはならなかった。上位には何が起きても不思議ではないことは分かっていたから、とにかく集中して1本1本のステージを走り切ることに専念した。午前のループはまずまずの走り出、いいリズムを築くことができた。総合順位を上げようと努め、それができた。トップ6も目前なので、明日はそれを目指してチームのためにポイントを獲得したい」



RALLY PLUS