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WRCアルゼンチン:ディレクター陣コメント「忘れられないラリーになる」

©Hyundai Motorsport

WRC第4戦アルゼンチン、フィニッシュ後の各チームディレクター陣のコメント。WRCでの2回目の勝利を、新型マシン投入4戦目で果たしたヒュンダイのナンダン。感無量の思いを語った。(カッコ内は前戦からのマニュファクチャラーズ選手権順位比)

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
ヨースト・カピート(ディレクター)

マニュファクチャラーズ選手権首位(=)
「WRCのラリーはこれまでにないほどエキサイティングであるということを、ラリーアルゼンチンは知らしめてくれた。セバスチャン・オジエとジュリアン・イングラシアは全力を尽くしたが、わずかに届かなかった。ヘイデン・パッドンとジョン・ケナードは勝利にふさわしい。本当におめでとう。しかし、我々もアンドレアス・ミケルセンとアンデルス・ヤーゲルが大健闘で3位に入った。ヤリ‐マティ・ラトバラとミーカ・アンティラは、首位に立っていたが石にヒットするという不運に見舞われた。メカニックの見事な尽力のおかげで、今日はラリーに復帰してマニュファクチャラーズ選手権ポイントを獲得できた」

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ミシェル・ナンダン(チーム代表)

マニュファクチャラーズ選手権2位(=)
「決して忘れることのできない週末になる。ヘイデンは、最高のパフォーマンスで、ここ数回のなかでも最も印象に残る勝利のひとつを飾った。パワーステージでのペースと意気込みは本当に見事だった。彼とジョンは、勝利にふさわしい。ヒュンダイ・モータースポーツにとって、素晴らしい結果になった。WRCでの2回目の勝利だが、投入わずか4戦目の新型i20 WRCにとっては初勝利だ。必死で取り組んできたので、それが実ったことは本当に格別の思いだ。ドライバーたち、チームスタッフの全員で、この喜びを分かち合いたい。ダニとティエリーも、様々な苦難を乗り越えて奮闘し、重要なポイントを獲得した。パワーステージで1−2を決めたことがなかったので、さらにうれしい。今はこの瞬間を楽しみたいが、新型マシンの開発を推し進めるためにはやることも山積みだ。次のポルトガルも、厳しい戦いが待っている」

M-SPORT

M-SPORT

[MスポーツWRT]
マルコム・ウィルソン(チーム代表)

マニュファクチャラーズ選手権3位(=)
「3連続ポディウムを目指していたので、この週末の結果は残念だ。マッズはもっと上を目指せると分かっているし、オットのタイムを見ればマシンにもその力がある。マッズのドライビングはよかったが、タイムにつながらなかったので、ポルトガルまでに何が問題なのかを見いだし、解決策を見つけなくてはならない。エリックはこの週末で与えた課題を忠実にこなしたので、ポジティブな気持ちでヨーロッパ戦を迎えることができる。彼にとってグラベルラリーの参戦は、これがまだ9回目。それでも頼もしいタイムをマークしていた。特に、走ったことのないエルコンドルでは霧の中を奮闘した。いいかたちで成長しているし、ヨーロッパに戻ったらさらに伸びると自信を持っている」



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