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歯がゆさを感じるオストベルグ、Mスポーツはポルトガルで改善できるか

©M-SPORT

WRCアルゼンチンでは、好調でありながらタイムにつながらないもどかしさを訴えていたマッズ・オストベルグ。ラリー後はチーム内部で話し合いを重ね、改善に取り組んでいたようだ。

とはいえ、今季ここまでの4戦すべてでトップ5のリザルトを収めているのはセバスチャン・オジエとオストベルグの2人だけ。そのオストベルグは、ドライバーズ選手権3位につけており、このポルトガルではフォード・フィエスタRS WRCで参戦した2012年に優勝を飾っている。

「ポルトガルには特別な思い出がたくさんあり、過去にもいい結果を残している。とても楽しめるイベントだし、今年もいい走りがしたい」とオストベルグ。「今季はここまで4戦中、ポディウム3回といい形で滑り出したが、いつもトップ争いを目指しているがたどりつかない。アルゼンチン以来、チームの中で話し合いを重ねてきたので、近いうちに常にトップ争いに絡めるようになっていけたらと思う。次のポルトガルで、それを実現したい」

一方、ルーキードライバーのエリック・カミリは、苦しいラリーが続いている。
「ヨーロッパ戦には少し知識があるので、戻ることを楽しみにしている。今季の滑り出しは厳しい内容になったが、ここ4戦での経験はとても重要だし、もっと経験を積めば、WRCのトップレベルで求められるようなこともより理解を深められるようになる」 とカミリ。
「去年のポルトガルは、初めて4WDマシンで参戦したWRCイベントだったので、1年後にWRカーで同じイベントに戻るのは特別な気持ち。今はリザルトのことは気にせず、周囲に慣れるようになれば自分たちの目標も近づく。全てのステージを走り切りたいが、タイムを見て可能なら少しプッシュもしていきたい」



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