奴田原文雄とSAMURAI SPEEDは、第94回パイクスピークインターナショナルヒルクライムに参戦することを発表した。
全日本ラリー選手権のJN6クラスで活躍する奴田原文雄は、SAMURAI SPEEDと「230 SAMURAI SPEED」を結成し、6月20(月)~26日(日)にアメリカ・コロラド州・コロラドスプリングスにて開催される第94回パイクスピークインターナショナルヒルクライムのタイムアタック2プロダクションクラスに参戦する。
マシンは、TRDがトヨタ86をベースに制作したコンプリートモデル「14R-60」だ。規則に合致したロールケージを装着し、排気系をコスワース製に変更。タイヤは横浜ゴムのADVAN A052を装着する。トヨタ86 14R-60の持つ軽快な運動性能を引き出すことで、パワーで勝るライバルマシンに対して戦いを挑む。奴田原は2012年にエレクトリッククラスで優勝を果たしており、今回で2回目のチャレンジとなる。チームは、今年の参戦を皮切りに、6年後の2022 年に開催される100回記念大会へ向け、コースレコード更新をターゲットにパイクスピークへの参戦を継続するという。