今季からFIA世界シリーズとなった世界ラリークロス選手権。土台となったヨーロッパ選手権の開催地から、今後は徐々に規模を広げていく意向だが、2015年にはサーキット・デ・バルセロナーカタルニアサーキットの開催が決まった。F1グランプリ、モトGPの開催コースとしても知られるバルセロナで、来年9月にはさらに世界イベントが行われる。
1991年に建築されたこのサーキットは、バルセロナ北部に位置し、24年間F1が開催されている。また1992年には夏季オリンピックの会場として使用されたことでも有名だ。
世界RXのマネージングディレクター、マーティン・アナイは「この選手権にとって、非常にうれしいニュースだ。我々にとって新しいマーケットであり、バルセロナの主催者はこのプロジェクトを実現させるために、多大な努力を費やしてきた。このチームは以前にもXゲームをバルセロナに誘致した実績があるので、世界RXにもそのプロフェッショナリズムが発揮されることに疑いはない。