富士重工業の米国販売子会社、スバル・オブ・アメリカが、英国マン島のTTコースでタイムアタックに挑み、コース記録更新に成功した。マシンは、プロドライブがコース専用に製作したスバルWRX STIで、マン島出身のスバル使い、マーク・ヒギンズがドライバーを務めた。
(以下、同社リリース)
富士重工業の米国販売子会社スバルオブアメリカ(SOA)は、同社が英国プロドライブ社と共にマン島TTコースタイムアタック専用に共同開発したWRX STIが、同コースにおける最速記録を樹立したと発表しました。車両開発に関しては、スバルテクニカインターナショナル(STI)も技術支援を行いました。37マイル(約60km)におよぶマン島TTコースにおいて、マーク・ヒギンズ選手が操るWRX STIは、平均車速:時速128.73マイル(約207km/h)/平均ラップタイム:17分35秒を達成。同選手が持つ最速記録である平均車速:時速116.47 マイル(約187km/h)/平均ラップタイム:19分26秒を更新しました。
伝統ある二輪車ロードレース“マン島TTレース”で知られる難コースにおいて、プロドライブによる設計・組立とSTIによる技術支援によりサスペンション・エンジン等のセッティングを行い、記録を更新することで、WRX STIの優れたAWDスポーツパフォーマンスがあらためて実証されました。
今後もスバルとSTIは、モータースポーツを通じて「安心と愉しさ」を確かなモノづくりで実現し、世界中のお客様のご期待に応えていきます。