MスポーツWRTは、今週末に開催されるWRCフィンランドで、待望のフェイスリフトを施したフォード・フィエスタRS WRCを登場させる。
ブルーオーバルを冠した伝統のスタイルにエコブースと技術を組み合わせた初めての量産フィエスタ、フィエスタSTをベースにしたフェイスリフト版は、Mスポーツが継続してフォードからの技術支援を受けていることの証。
チーム代表のマルコム・ウィルソンは「見栄えも新たなフィエスタRS WRCがステージを走行する姿を楽しみにしてきた。ついにその時が来たことを発表できて、本当にうれしい」とコメント。「今でもフォードとは密接な関係を築いて取り組んでいるし、彼らからのテクニカルサポートは、多くの勝利を収めたフォード・フィエスタのラリーマシンラインナップには、欠かせない存在だ。このフェイスリフトで、フォードとMスポーツの結束はさらに強まり、フォードの最新モデルであり、非常に高い支持を得ているプロダクションモデルが、トップレベルのコンペティションマシンとなって登場するのは、実に誇らしい」
エースドライバーのミッコ・ヒルボネンは、母国戦に向けて「毎年、シーズンのハイライトとなるイベントなのでもちろん楽しみにしているが、新しいフェイスリフトのコンペティションマシンで迎える初めてのイベントとなるので、とても興奮している。マシンはいい感じだし、フォレストを飛ぶ姿を見れば、ファンも納得してくれると思うよ」と自信を見せる。