TRDラリーチャレンジRd.4 in 群馬は総勢51台が参加。4本のターマックSSと2本のグラベルSSを走行する計6SSで開催。選手たちは全日本選手権と同じ2車線道路でのステージや浅間サーキットを利用してのステージでテクニックを競い合った。
今回のラリーではGRラリーアカデミー86を新井大輝がドライブ。FR車でのラリーは初めてとのことで、SS1ではクラス5番手タイムだったが、その後はどんどんとペースをアップ。最終SS6ではクラストップタイムをたたき出し、E-2クラストップの中村英一/安藤裕一組から6.7秒差のクラス3位でラリーを終えた。
ラリー終了後の表彰式で新井大輝は「今回初めて参加させていただいたんですが、全日本と比べてSS距離が短く、接戦になるところがTRDラリーチャレンジの面白いところですね。午前中は有視界走行でタイムが出ませんでしたが、午後からは少し慣れてベストタイムもマークできました。このようなかたちでラリーがもっと広まっていけばいいなあと思います」とコメントしている。