全日本ラリー選手権第5戦モントレーは、初日を終えて勝田範彦(スバルWRX STI)が新井敏弘(スバルWRX STI)、奴田原文雄(三菱ランサーエボリューション)を振り切りトップに立っている。
午後のオープニングステージとなったSS6を終えた段階で3人の差は5秒以内。しかしその後は勝田がふたりをじわじわと引き離し、最終的には2番手の奴田原に8.2秒差をつけて初日の日程を終了した。
勝田は「タイヤがマッチしていましたね。足まわりも柔らかい方向に振って正解でした」と笑顔。一方、2番手の奴田原と3番手の新井はタイヤ選択
JN5〜1クラスでトップの変動はなし。JN5クラスでトップを行くスバルBRZの鎌田卓麻は「勝負はSS3/9の“パノラマ”だと思っていました。2本で13〜14秒勝てていますし、ハイスピードにセッティングを合わせてきました。途中グラベル路面になる部分はありますが、そこ以外では特に危ないこともありません」と余裕の表情。
JN4はスバルBRZの平塚忠博、JN3はトヨタ・ヴィッツRS G’sの天野智之、JN2はスズキ・スイフトスポーツの田中伸幸、JN1はマツダRX-8の中村晃規というオーダーになっている。
明日は6SS、わずか15.616kmでの戦いとなる。