群馬県嬬恋村を拠点に7月26日〜27日にかけて開催されている全日本ラリー選手権第5戦モントレーは、初日午前中のステージを終了。スバルWRX STIの勝田範彦がトップに立っている。
この日の舞台となるのは全11SS、49.399km。高速コースと、クレストやうねりのある三次元的なコーナーを持つコースの両方にセッティングとドライビングを合わせこんでいかなければ好タイムは狙えない。
午前中の5SSを終えた段階で、トップは勝田範彦。それを新井敏弘(スバルWRX STI)と奴田原文雄(三菱ランサーエボリューション)が同タイムで追いかけるという展開となっている。勝田と新井・奴田原の差は4.7秒。4番手の高山仁(スバルWRX STI)は首位勝田と18.4秒差となっており、ラリーは早くも三つ巴の様相を呈してきた。
スタート前には足回りをすこしソフト方向に振り、ギャップに対応できるセッティングとしていた勝田。午後のステージでもその勢いを維持できるか。
JN5クラスはスバルBRZの鎌田卓麻がトップ。JN4はスバルBRZの平塚忠博、JN3はトヨタ・ヴィッツRS G’sの天野智之、JN2はスズキ・スイフトスポーツの田中伸幸、JN1はマツダRX-8の中村晃規というオーダーになっている。
午後のステージは6SS、24.762km。「つまごい祭り」会場でのセレモニーを経て、13時53分にスタート予定。
また、サービスパークに隣接するラリーパークでは来場者にキャベツをプレゼントしているほか、デモランやトークショーなどイベントも多数行われている。