FIAは6月24日にワールドモータースポーツカウンシルのミーティングをトリノで開催した。
このミーティングで、WRCに関しては、2017年にWRカーでエントリーできるのはマニュファクチャラーチームのみとする決定が行われた。今季、チームズエントリーでWRカーを走らせているのは、フォルクスワーゲン・モータースポーツII、ヒュンダイ・モータースポーツN、ジポカー・チェコ・ナショナルチーム、ヤジード・レーシング。
また、より多くのドライバーをノミネートする機会を与えるために、2017年からはマニュファクチャラーには第1ドライバーをノミネートする義務はなくなる。しかし、各戦でポイント対象となるドライバーは、各戦ごとにノミネートしなくてはならない。
また、会期中にステージキャンセルが発生した際、選手権ポイントの加算に関する公平性を高めるため、フルポイントを与える最低ステージ実施の比率が最低75%となった。50〜75%の場合は半分のポイント、25〜50%の場合は1/3となり、25%以下の場合は、ポイントは与えられない。