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全日本ラリー洞爺:コバライネン、ヤングが初参戦

©PLAYDRIVE

全日本ラリー選手権第5戦「2016 ARKラリー洞爺」のエントリーリストが公開された。全日本選手権として48台、オープンクラス6台の合計54台がエントリーしている。なお、JN2クラスは不成立となっている。

JN6クラスは15台。ランキング上位の勝田範彦、奴田原文雄、福永修、新井敏弘、鎌田卓麻、藤本鋼二や、ベテランや地元勢などが多数参戦を決めている。目新しいところでは、APRCにキャロッセのGRB型WRX STIで挑戦しているマイケル・ヤングがVAB型でエントリー。ヤングはこれまでAPRCラリー北海道には参戦しているが、全日本ラリー選手権への参戦は初となる。コ・ドライバーは保井隆宏が務める。

JN5クラスは、前戦福島で惜しくも参戦ならなかったヘイキ・コバライネンとGT86 CS-R3がいよいよ登場しそうだ。ドライバー、マシンともにグラベルでの走りに注目したい。プジョー 208 R2の柳澤宏至、シトロエンDS3 R3-MAXの関根正人、ヴィッツGRMNターボの大倉聡、MINI JCWの大橋逸夫らに加え、昨年208 GTiで戦ったチーム・セラムの草間一朝が今季初参戦する。

JN4クラスは山口清司、曽根崇仁、横嶋良、石川昌平と、4名のウイナーが勢ぞろい。シビックで参戦中の香川秀樹に加え、JN4クラス唯一の4WD車両として、ブーンX4が3台登場する。86/BRZ勢でのウイナーが2勝目を挙げるか、はたまた新たなウイナーが誕生するか。

JN3クラスはこれまで参戦してきたメンバーに加えて、昨年ここ洞爺と福島で2勝を挙げている寺川和紘と、昨年3位の藤田幸弘、2台のデミオ&夫婦コンビがエントリー。連勝中の天野智之を止めることはできるか。

JN1クラスは12台が参戦。ポイントリーダーの鈴木尚の名前はないが、地元北海道の田中伸幸、昨年ラリー北海道で全日本初優勝を達成した阿部敬珠らが参戦。また、昨年ゼウスからBRZで参戦していた坂昭彦はZC32Sスイフトスポーツに乗り換えて今季初登場。増川智は今年からTGRラリーチャレンジでは独立したクラスが作られ話題を集めている、トヨタ・アクアのラリーカーでエントリーしている。

ラリー洞爺は7月1日〜3日にかけて、北海道洞爺湖町で行われ、特設ステージのほか、林道ステージでも観戦が可能となっている。

2016 ARKラリー洞爺
http://www.team-ark.jp/



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