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ヤング、初の全日本ラリーを6位で終える

©Naoki Kobayashi

全日本ラリー選手権第5戦「ARKラリー 洞爺 Supported by Sammy」に、クスコレーシングからスバルWRX STIで参戦したマイケル・ヤング。優勝した奴田原文雄から約3分遅れた6位でラリーを終えた。

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一時は全日本の猛者たちを相手に総合3番手を快走する場面もあったが、土曜日の後半セクションでのタイヤ選択ミスと、SS5で約40秒エンジンストップというトラブルが重なり、総合6番手と大きく後退。最終日もポジションアップを狙ったが果たせず、全日本ラリー初挑戦で6位フィニッシュを果たした。

「フィニッシュできて本当にハッピーだ。初めての全日本ラリー選手権参戦は、僕にとってすごく大きなチャレンジだった。でも、ラリーを心からエンジョイしたし、またここに戻ってきたいね。もっと経験を積めば、ラリーを通してトップ4とも勝負ができるようになるはずだ。今回はチームとコ・ドライバーの保井(隆宏)には色々助けてもらった」

APRCにシリーズン参戦するヤングにとって、今回の洞爺参戦は9月に開催されるAPRCラリー北海道への“プラクティス”の意味もあった。

「ラリー北海道に向けていい練習になったよ。日本のラリーで一番難しかったのは荒れた路面での轍だね。スタートする前から予想はしていたけれど、土曜日のようなコンディションでは、想定以上に苦労した。プッシュするのが本当に難しいし、簡単にミスしてしまうんだ。こういったツイスティなステージは、日本独特で本当にユニークだと思う。ここで速く走るには、やはり経験と知識が必要だと実感したよ」



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