みなさまこんばんはヨンカイです。
今度の3連休、もう予定は立てられましたでしょうか? 海に山にERCエストニアに、全日本ジムカーナにスーパーフォーミュラにと忙しい週末になりそうですね。ERCエストニアには、TOYOTA GAZOO Racingの若手ふたりがエントリーする予定となっています。フォード・フィエスタR5でのERCデビュー、どんな走りを見せてくれるか注目です。
さて、すでにお伝えしておりますとおり、連休明けの7月19日(火)にラリーカーズvol.13 スバル・インプレッサ555が発売されます! 編集作業はすでに終了し、あとは刷り上がりを待つばかり。ちなみに写真は表紙の色校正と呼ばれるもので、これで実際の色味などをチェックするわけです。体裁はいつもどおり、オールカラー・116ページ。価格は1200円+税となっております。
今号はタイトルのとおり、グループA(1993〜1996)に絞った内容です。93年、レガシィRSでのWRC初優勝を経て1000湖ラリーに投入されたインプレッサは、デビュー戦から速さを発揮。さらに年々大きな進化を果たしてマニュファクチャラーズタイトルを連覇(95〜96年)するまでになります。成功の背景には何があったのか? 『レガシィのコンポーネンツをコンパクトなボディに搭載した』だけではない強さの秘密を、様々な視点からひもときます。
レガシィから一貫してラリーカー開発に携わっているデイビッド・ラップワースのインタビューでは、インプレッサの素性のよさなどはもちろん、当時はまだ小さなファクトリーだったプロドライブが、ライバルの大チームとどうわたり合ったのかについても語られています。また、ドライバーはちょっと視点を変えて、ピエロ・リアッティにインタビュー。コリン・マクレー、カルロス・サインツという、当時最も勢いに乗っていたドライバーたちを、彼はどう見ていたのか? 様々な当時のエピソードも語ってもらいました。こちらもかなり興味深いものとなっておりますので、ぜひご覧ください。また書いていると止まらなくなりますので、この続きは本誌の方でよろしくお願いします。
というわけで、3連休でお財布を全開にせず、ちょっとだけ予算を残しておいていただけると、編集部一同よろこびの極みであります。