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©ERC / Gregory Lenormand / DPPI
今季のERCアクロポリス戦で、初めてのR5マシンでの参戦でいきなり優勝を飾ったラトビアの若手、ラルフ・サーマキス。引き続きシュコダ・ファビアR5で参戦する今週末のラリーエストニアでは昨年ジュニア部門で勝利を飾っており、昨年のエストニア覇者のアレクセイ・ルキヤナク、2015年チャンピオンで選手権リーダーのカエタン・カエタノビッチとの激戦を予想している。
「ラリーエストニアを楽しみにしているよ。2011年からこのラリーに出ているし、ここのステージは何度走っても最高だからね」と語るサーマキスは、弱冠22歳。このイベントでERCデビューを果たす日本の勝田貴元、新井大輝とも同世代だ。
「ルキヤナクはここを得意としているし、カエタノビッチは高速のWRCポーランド戦に参戦したばかり。ポディウム争いはエキサイティングになると思うよ。また地元のグループN勢にも注目したいね」「自分は、R5マシンで高速ラリーを走ったことがまだないけど、イベント前に本格的なテストを行って備える。セッティングを煮詰めて、ポディウムのてっぺんを狙いたい」