7月15‐17日に開幕するERCラリーエストニアでは、エストニア出身のWRCドライバー、オィット・タナックがクロスカートで登場する。タナックが走るのは、土曜日にエストニア南部のエルヴァに設定される市街地サーキットだ。
タナックは、2014年にラリーエストニアで優勝を飾っており、先日行われたラリーポーランドでは初のWRC優勝目前にも迫る活躍を見せたばかりだ。
タナックはERC勢がスタートする10分前にスーパーSSを走行。クロスカートは、スピードカー・エストニアがプリペアする。このリア駆動のクロスカートは、車重320kg。スズキの150馬力750ccエンジンを搭載しており、時速0-100kmを3秒で加速するという。
このエストニア戦には、日本から勝田貴元、新井大輝がフォード・フィエスタR5で参戦するほか、オープン部門にはAPRCコンテンダーのマイケル・ヤングがサンジェイ・タクルのコ・ドライバーとしてエントリーしている。