クロスカントリーラリーイベントのシルクウェイラリーは7月15日、カザフスタン・アルマテイでの休息日を経て16日、競技後半がレグ7から始まった。カザフスタン国内最後となる77kmのステージは、このイベントでの最高地点を含む標高2000-2600mを走行する。残雪も見られる過酷な環境だ。
このステージでは、シリル・デプレ、セバスチャン・ローブの2台のプジョー2008DKRがステージタイムで1−2を達成。デプレは今大会3度目のベストタイムとなり、総合リードをさらに広げた。ローブは先頭スタートのディスアドバンテージを抱えながらのセカンドベストで、同じく総合2位の座を堅守している。チームメイトのステファン・ペテランセルは、エンジンの警告灯が点灯したことから、低パフォーマンスのモードで競技ステージを走行することを選択。それでも9番手タイムをマーク。総合順位は63番まで挽回した。
クルーはこのステージの後、リエゾン途中で国境を越えて中国に突入。この日は、新疆ウイグル自治区でビバークを迎えた。
総合順位(レグ7終了時点)
1 C.デプレ(プジョー) 12:09:19
2 S.ローブ(プジョー) +10:46
3 V.バジリエフ(MINI) +14:00
4 Y.アル‐ラジ(MINI) +20:01
5 A.ラキンバイエフ(MINI) +21:22