WRカー規定が一新される2017年、ラリーモンテカルロは、ルートを大幅に変更して新WRカーを迎える予定だという。
4デイイベントで開催されるルートのうち、今季の開催と比較して85%以上が新しくなるという。しかし、木曜日夜にモナコのカジノ前で開催されるセレモニアルスタートと、日曜日にモナコ王宮前で開催されるポディウムセレモニー、ふたつの伝統行事は変わらない。
新規定WRカーでの初めての実戦となるモンテカルロは、セレモニアルを終えた後、アルプ・ド・オート地方でナイトステージ2本を走行。その後、ギャップのパルクフェルメに入る。金曜日はイベント最長の計160.40kmのステージを設定。ギャップの北部に設定される3本を2ループする。おなじみのエリアではあるが、3本とも2016年の設定から修正されるという。
土曜日はギャップの南西部を走る2本を2ループした後、木曜日のナイトステージを再走。ここでサービスを行った後、モナコ南部までの長いリエゾンを経てパルクフェルメに入る。
ラリー最終日はリュセラムからサンロック峠への5.56kmを2回走行。中間には、チュリニ峠を越えるBollène Vésubie – Peira Cavaのステージを挟む。この日の朝はモナコハーバーでのサービスはなく、タイヤフィッティングゾーンのみ。全16SSの総ステージ走行距離は360.59kmという計画だ。