WRCポーランド、WRC2部門のイベント前記者会見の内容
(抜粋)
●WRC2プレイベントカンファレンス出席者
カール・クルーダ=KK
ヤリ・ケトマー=JK
Q:
カール、今季はスウェーデンで勝利を挙げているが、ここまでのシーズン前半の内容には満足しているか?
KK:
ここのステージを見るまでは自信があったが、予想していた道と違った。もっと速度域が高くてトリッキーだし、雨が降ればかなり手強い。また優勝できればうれしいが、簡単なことじゃない。ポディウムに上がれれば僕には完璧な結果だ。
Q:
ポーランドのステージについてどう思う?
KK:
バンクのアウト側にタッチすることはできるが、ミスが許される余地は少ない。コーナーは少なくて、プッシュできるところもある。マシンは最高だし、自分のドライビングスタイルに合わせたセッティングを煮詰めたよ。
Q:
ヤリ、WRC2部門はタイトル争いが激しくなっている。今季は2回2位に入っているが、ポーランドで勝てるチャンスはあるか?
JK:
もちろんバトルは激しいし、いいドライバーもたくさんいる。戦いがいがあるが、WRC2で勝つことはかなり難しい仕事になると思う。
Q:
ここで一番手強い要素は何か?
JK:
カールも言うようにステージはとても速く、アタックができるコーナーは少ない。ここで勝つためには、高速勝負だ。どのカテゴリーも接戦になるだろう。道は、僕もよく知っているラトビアやエストニアに似ている。自信を感じられれば攻めていく。金曜日にトラブルが出れば、土曜日に追いつくのは難しい。4日間を通して順調に走り続けなくてはならない。あまり石は多くないので、それほどパンクは多く発生しないだろう。摩耗も最低限で済むと思う。