ERC第7戦ラリージェシェフ(ポーランド)は8月4日、3.17kmのステージで予選が行われ、2015年のERCチャンピオンで現在選手権リーダーのカエタン・カエタノビッチ(フォード・フィエスタR5)がトップタイムをマークした。
母国ポーランドで開催される3年ぶりのERC戦で、王者が絶好の滑り出しをみせた。カエタノビッチはこの予選ステージで2分05秒140のベストタイムをマークし、走行順でも1番手をチョイスした。
予選2番手は、0.520秒差で現ポーランド王者のルーカス・ハバイ(フィエスタR5)。ポーランドタイトルを3回獲得しているブライアン・ブフィエ(シトロエンDS3 R5)は3番手タイムだった。この日の20時からは、ジェシェフの市街地でSS1(4.05km)の走行が行われ、ここでもカエタノビッチが、強豪ブフィエを3.8秒先行するトップタイムをマーク。地元の熱狂的なファンを大いに盛り上げた。
「とても重要なステージだった。ファンのために楽しむステージだからね。どこも観客でいっぱい。本当に素晴らしい雰囲気だ」とカエタノビッチ。
レグ1のパート2となる8月5日は、イベント最長の24.44kmを含む3SSを2ループする6SSが設定されている。