2012年SWRC世界チャンピオンのクレイグ・ブリーンが、フィンランドとドイツでフォード・フィエスタRS WRCを駆りWRCに復帰する。
プジョー・ラリーアカデミーのドライバーであるブリーンは、2月のラリースウェーデンでWRカーを味わう最初の機会を得た。ケルテック・エンジニアリングのフィエスタをドライブし、総合9位を得た。
それ以来、ブリーンはさらにWRカーで出場するために努力し、ハイスピードグラベルのラリーフィンランド、ハイスピードターマックのラリードイチェラントのふたつへの訪問を確実にした。
ブリーンはこのふたつのイベントを経験している。フィンランドではR2とS2000で、ドイツではWRCアカデミーを制した2011年にフィエスタR2でクラス優勝を果たしている。今季はERCにプジョー208 T16(R5)で挑戦し、ギリシャでは優勝も獲得した。
現在24歳のブリーンは、両方のイベントをスコット・マーティンと組む。
「まず、私はもう一度ERC以外で競争できるようにしてくれたプジョー・スポールにとても感謝している」とブリーン。
「再びトップレベルに挑戦できる素晴らしい機会だ。2戦連続のイベントで、本当のペースを見せることができると思う」