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WRCドイツ:WRC2はラッピが連勝、シュコダが1-2-3-4独占

©SKODA AUTO

8月21日にフィニッシュを迎えたWRCラリードイツ(ターマック)、WRC2部門は、エサペッカ・ラッピがフィンランドに続いて連勝。チームメイトのヤン・コペッキーも2位に入ったほか、アーミン・クレマー、ギスライン・デメビウスと、シュコダ・ファビアR5勢がトップ4を独占した。

ラリー王国フィンランド生まれだがカート出身でターマックも得意とするラッピが、路面を問わない速さを発揮した。

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初日は、地元ドイツのクレマーが首位発進。この好走に刺激を受けたラッピは、3度もスピンを喫する場面も。この初日はコペッキーもパンクを喫している。しかし、その後ラッピはリズムを立て直すと、土曜日には4連続ベストタイムを叩き出して部門首位に浮上。最終的に2位コペッキーに1分以上の大差をつける圧勝を飾った。

「完璧なラリーではなかったが、もちろんリザルトは完璧」とラッピ。
「正直、ドイツで勝てるとは予想していなかった。デイ2は、自分のキャリアの中で舗装としてはベストの一日だった。一歩一歩、自信を高めることができた」

コペッキーは、デイ2のパンツァープラッテロング・2回目の走行でクレマーをパス。ラッピとの差が広がっていたことから、2位キープに徹した。
「もちろんハッピーだ。金曜日にパンクで大量のロスを喫したのに、2位でフィニッシュできたんだからね」とコペッキー。

ドイツで今季2勝目をマークしたラッピは、WRC2のタイトル争いでは3位に浮上。シュコダ・モータースポーツは、チームズ選手権で首位に浮上した。

また、昨年のAPRCチャンピオン、ポンタス・ティデマンドも、WRC2ノミネート外ではあったが、ファビアR5で参戦。総合でも7位に食い込んだラッピに続いての総合8位でフィニッシュした。今季、APRCに参戦中のファビアン・クレイムは、金曜日にデイリタイアを喫したが、再スタートしデイ3にはベストタイムもマーク。部門13位でフィニッシュを果たした。



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