R5カテゴリーで注目を集めるシュコダ・ファビアR5。シュコダ・モータースポーツは今季、WRC2に挑んでいるが、ラリーポーランドにはエサペッカ・ラッピとポンタス・ティデマンドをエントリーさせる。
ここまでWRC2部門に2戦参戦し、いずれもポディウムフィニッシュを飾っているファビアR5。選手権屈指の高速グラベルでのパフォーマンスに注目が集まる。
モータースポーツディレクターのミハエル・ハラバネクは「非常に高速の難関イベントで知られるポーランドは、新型ファビアR5にとってまさに試練となる」とコメント。
「我々の新型マシンが、高速のコンディションでも対応力があることを見せたい」
WRC2デビュー戦のポルトガルではラッピとティデマンドが2位、3位、続くイタリアではヤン・コペッキーが3位に入っているが、WRC2勝利はまだ果たしていないファビアR5。しかし、ラッピは2012年にERC戦として開催されたラリーポーランドにファビアS2000で参戦し、優勝を飾っている。
「ラリーポーランドは、母国のフィンランドのコースとあまり違わないので、自分に合っているのかもしれない」とラッピ。「見応えのある走りを見せたいが、リスクは負い過ぎない。今回はミスなくフィニッシュしたい」
ティデマンドはファビアR5で2度目の参戦。「初参戦のポルトガルはとても順調に進んで3位でフィニッシュできた。ポーランドでもこの流れをつないでいきたい」とコメント。
「できれば、もっと上に行きたいね。このラリーはとても高速だから、全開で攻めると同時に頭は冷静でいないといけないね」